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トップページ被爆資料弁当箱

被爆資料

識別コード 2301-0011
資料名 弁当箱
資料名(英語) Lunch box
寄贈者(カナ) 渡辺 茂(ワタナベ シゲル)
寄贈者(英語) Shigeru Watanabe
受入年月日 1970/06/25
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 165×30×110
寸法(その他)
被爆地(旧町名) 木挽町
被爆地(現町名) 中島町
爆心地からの距離(m) 550
数量 1
内容 市立第一高等女学校1年生の渡辺玲子さん(当時12歳)は、学徒動員先の建物疎開作業現場で被爆した。同じく学徒動員先で被爆した姉の桂子さん(当時15歳)は、怪我を負いながらもなんとか帰宅したが、玲子さんは帰宅しなかった。母親のタカさん(当時41歳)は、翌日から、幼い三女を連れ、桂子さんと手分けしながら必死で市内を捜し回った。7日、桂子さんが、まだ遺体の散乱する作業現場で名前を彫ったこの弁当箱を発見、持ち帰った。勤務先の岡山から急遽戻った父親の茂さん(当時45歳)とともに家族の懸命な捜索は続いたが、現在まで遺体は確認されていない。黒焦げになった弁当箱の中身は、ご飯とぶんどう豆のおかずであった。
ブロック別 平和記念公園・周辺地区
展示説明文
展示説明文(英語)
資料性質 被爆資料

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