menu

トップページ被爆資料茶たく

被爆資料

識別コード 2199-0223
資料名 茶たく
資料名(英語) Tea saucers
寄贈者(カナ) 金川 澄江(カナガワ スミエ)
寄贈者(英語) Sumie Kanagawa
受入年月日 2008/07/29
寸法(幅×高さ×奥行)(mm)
寸法(その他) 110φ×25
被爆地(旧町名) 広瀬元町
被爆地(現町名) 広瀬町
爆心地からの距離(m) 1100
数量 5
内容 寄贈者の父・度会盛登さん(当時63歳)は、自宅で被爆。そのまま行方不明となった。同じく自宅で被爆した妻・トクさんは重傷ながらも崩れた自宅から逃げ出すことができた。自宅はその後すぐに火に包まれた。これは数日後、自宅焼け跡から娘の澄江さん(当時18歳)が見つけたもの。骨董好きの盛登さんが大事にしていたもので、爆弾の被害にあわないように水をはったたらいにつけていたが、ピカピカの銀製だった茶たくはすっかり変質していた。澄江さんは、遺骨さえ見つからなかった盛登さんの唯一の遺品としてこの茶たくを大切に保存していた。
ブロック別 十日市・中広地区
展示説明文 寄贈者の父・度会盛登さん(当時63歳)と母・トクさんは、自宅で被爆しました。トクさんは、重傷ながらも崩れた自宅から脱出。盛登さんの行方は分かりません。その後、自宅はすぐに火に包まれました。この茶たくは、数日後、自宅焼け跡から娘の澄江さん(当時18歳)が見つけたものです。骨董好きの盛登さんが、爆弾の被害にあわないように水をはったたらいにつけていましたが、銀製だった茶たくはすっかり変質していました。澄江さんは、遺骨さえ見つからなかった盛登さんの唯一の遺品として、この茶たくを大切に保存していました。
展示説明文(英語) The donor's father, Morito Watarai (then, 63), and mother, Toku, were exposed to the bomb at home. Toku managed to escape from her collapsed home despite being severely injured. Morito was never found. Immediately after the A-bombing, their home was engulfed by fire. These tea saucers were found in the ruins by their daughter Sumie (then, 18) several days after the bombing. Morito, an antique collector, had soaked the saucers in water in a basin to avoid damage in case of an air raid. The silver tea saucers were completely blackened and deformed. Sumie treasured these tea saucers as the only personal effects left by Morito.
資料性質 被爆資料

戻る

Page Top