トップページ被爆資料溶けてくっついた湯飲み茶わん

被爆資料

識別コード	2104-0093
資料名	溶けてくっついた湯飲み茶わん
資料名（英語）	Fused cups
寄贈者（カナ）	中田　行雄（ナカタ　ユキオ）
寄贈者（英語）	Yukio Nakata
受入年月日	1983/07/12
寸法（幅×高さ×奥行）（mm）
寸法（その他）	85φ×105
被爆地（旧町名）	鉄砲町
被爆地（現町名）	鉄砲町
爆心地からの距離（m）	1000
数量	1
内容	寄贈者の兄中田一ニさん(当時36歳)は、歯科医師であったため、軍の命令で鉄砲町の自宅に待機中、妻富美子さんと2人の子供と共に被爆した。一ニさんは家の中でひげそり中、妻子は庭の防空壕から外に出た直後のことだった。一ニさんと2人の子供は即死し、傷を負いながらも富美子さんだけが生き残った。これは数日後、富美子さんと一ニさんの母が、家の焼け跡から形見として遺体と共に持ち帰ったもの。しかし、その富美子さんも8月30日に死亡し、一二さんの一家は全滅した。
ブロック別	紙屋町・本通地区
展示説明文
展示説明文（英語）	Ichiji Nakata (then 36) was standing by in his home on military orders. He was shaving when exposed to the A-bomb. His wife Fumiko and their two children were exposed just after they emerged from the bomb shelter. Ichiji and his children died instantly. Fumiko sustained serious injuries but surviverd. A few days later, Fumiko and Ishiji's mother found a lump of these melted cups in the ruins of their home and took it with them as a keepsake, along with their corpses. Fumiko died on August 30. The entire family was lost.
資料性質	被爆資料

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