識別コード | 2101-0590 |
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資料名 | 乳鉢 |
資料名(英語) | |
寄贈者(カナ) | 坂上 崇(サカノウエ タカシ) |
寄贈者(英語) | Takashi Sakanoue |
受入年月日 | 2000/06/09 |
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) | |
寸法(その他) | 150φ×75 |
被爆地(旧町名) | 小網町 |
被爆地(現町名) | 小網町 |
爆心地からの距離(m) | 900 |
数量 | 1 |
内容 | 市立中学校1年生の坂上彬さん(当時12歳)は、動員先である建物疎開作業現場で被爆。父親の善作さん(当時60歳)と兄の崇さん(当時15歳)は、8月6日夕方から帰らぬ彬さんを必死で捜索した。9日、崇さんが市内から約24キロメートル離れた大野陸軍病院の廊下に寝かされている彬さんを発見した。彬さんは火傷を負い、シャツの胸に書かれた名前は焼き抜かれていた。崇さんの知らせで母親のカヅさん(当時49歳)が駆けつけたが、その夜死亡した。この乳鉢は、彬さんが見つかる前の6日か7日に、善作さんが作業現場で息子の形見になるかもしれないと思い、持ち帰ったもの。 |
ブロック別 | 十日市・中広地区 |
展示説明文 | 市立中学校1年生の坂上彬さん(当時12歳)は、動員学徒として建物疎開作業中に被爆しました。父親の善作さん(当時60歳)と兄の崇さん(当時15歳)は、当日夕方から帰らぬ彬さんを必死に捜索しました。彬さんはなかなか見つからず、これは作業現場で息子の形見になるかもしれないと善作さんが持ち帰ったものです。その後9日になって、市内から約24キロメートル離れた大野陸軍病院に大火傷を負って収容されている彬さんを見つけました。崇さんの知らせで、母親のカヅさん(当時49歳)が駆けつけましたが、彬さんはその夜に亡くなりました。 |
展示説明文(英語) | |
資料性質 | 被爆資料 |