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トップページ被爆資料瓦礫が付着した小つぼ

被爆資料

識別コード 2101-0332
資料名 瓦礫が付着した小つぼ
資料名(英語) Rubble adhered to small pot
寄贈者(カナ) 本田 俊夫(ホンダ トシオ)
寄贈者(英語) Toshio Honda
受入年月日 1995/09/21
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 70×75×82
寸法(その他)
被爆地(旧町名) 大手町四丁目
被爆地(現町名) 大手町二丁目
爆心地からの距離(m) 470
数量 1
内容 寄贈者の本田俊夫さん(当時36歳)が自宅焼け跡で拾い集めたもの。本田家では、俊夫さんを含め同居していた親族計8人のうち、自宅にいた長男鶴蔵さん(当時53歳)、鶴蔵さんの長女忍さん(当時19歳)、三男収蔵さん(当時48歳)、次女シゲさん(当時46歳)、次男の妻マサコさん(当時41歳)の5人が被爆死した。その遺体は、広島駅で被爆したものの、なんとか助かった俊夫さんが発見した。俊夫さんは8人兄弟姉妹の末っ子で、戦前から3人の兄たちと広島の特産品を扱う商店を営んでいたが、原爆ですべてを失った。俊夫さんは、これらを何度も捨てようとしたが、亡くなった人の無念さを思うとどうしても捨てることができなかったという。
ブロック別 紙屋町・本通地区
展示説明文 本田俊夫さんが中区大手町二丁目の自宅跡で拾い集めた物。当日、俊夫さんは広島駅にいたため無事でしたが、同居していた家族8人のうち、自宅にいた兄や姉など5人が被爆死しました。8人兄弟の末っ子だった本田さんは、戦前3人の兄と共に広島の特産品を扱う商店を営んでいましたが、原爆で全てを失いました。食器類は家でいつも使っていたもので、何度も捨てようとしましたが、亡くなった人の無念を思うとどうしても捨てることができず、大切に保管していました。
展示説明文(英語) Toshio Honda (then, 36) lived in a family of eight. Five were exposed to the bomb at their home and died. Prior to the war, Toshio ran a store that sold specialty products of Hiroshima with his siblings, but this store was lost to the bomb. Toshio gathered four boxes of deformed objects from the ruins of his house. He considered throwing them away many times, but respect for those who died prevented him from doing so. On the 50th anniversary of the bombing, he donated all the objects to the museum.
資料性質 被爆資料

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