| 識別コード | 2101-0176 |
|---|---|
| 資料名 | 菓子皿 |
| 資料名（英語） | Plate for sweets |
| 寄贈者（カナ） | 玖島 圓助（クシマ エンスケ） |
| 寄贈者（英語） | Ensuke Kushima |
| 受入年月日 | 1973/09/10 |
| 寸法（幅×高さ×奥行）（mm） | |
| 寸法（その他） | 220φ×20 |
| 被爆地（旧町名） | 中島本町 |
| 被爆地（現町名） | 中島町 |
| 爆心地からの距離（m） | 370 |
| 数量 | 1 |
| 内容 | 玖島さん一家6人は、上水主町の自宅が建物疎開にかかったため、材木町と本川橋東詰の中島本町に家を借りて引っ越していた。6日、寄贈者の圓助さんは、所用で出かけていた京都から帰宅中で、当日午後10時頃自宅に辿り着いた。自宅は共に全壊全焼で、材木町の家にいた妻のトメさん(当時43歳)と娘の博枝さん(当時20歳)は現在も行方不明のままである。学徒動員で新川場町に行っていた息子で山陽中学校1年生の正文さん(当時13歳)は、全身に大火傷を負いながら、疎開先の高須にようやく辿り着いたものの、8月24日に死亡した。これは、中島本町の自宅焼け跡を整理したときに掘り出されたもの。高熱火災により釉薬が溶けている。 |
| ブロック別 | 平和記念公園・周辺地区 |
| 展示説明文 | 所用で出かけていた圓助さんは､当日午後10時頃､ようやく自宅に戻りました｡自宅は全壊全焼で､妻のトメさん(当時43歳)と娘の博枝さん(当時20歳)は現在も行方不明のままです｡動員学徒として建物疎開作業中だった息子の正文さん(当時13歳)は､全身に大火傷を負いながらも郊外の疎開先に戻ってきましたが､8月24日に亡くなりました｡これは､自宅の焼け跡を整理したときに掘り出されたもので､二次的火災により釉薬が溶けています｡ |
| 展示説明文（英語） | Ensuke Kushima, who had been away on business, finally returned home around 10:00 p.m. that day. His house had completely collapsed and burned. His wife Tome (then, 43) and his daughter Hiroe (then, 20) are still missing. His son Masafumi (then, 13) was doing building demolition work as a mobilized student at the time of the A-bombing. He managed to return to his evacuation place in the suburbs, sustaining serious burns all over his body, but died on August 24. This plate was unearthed while Ensuke was clearing the burnt-out ruins of his home. The glaze was melted by the fire. |
| 資料性質 | 被爆資料 |