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トップページ被爆資料灯火管制用電球

被爆資料

識別コード 1215-0025
資料名 灯火管制用電球
資料名(英語)
寄贈者(カナ) 吉川 時子(キッカワ トキコ)
寄贈者(英語) Tokiko Kikkawa
受入年月日 2005/02/20
寸法(幅×高さ×奥行)(mm)
寸法(その他) 50φ×110
被爆地(旧町名)
被爆地(現町名)
爆心地からの距離(m)
数量 1
内容 吉川時子さん(当時21歳)は、勤務先の第二総軍参謀部で被爆。倒れてきた木片などで負傷し気を失った。午後になって自宅へ帰り着くと、類焼は免れたものの屋根瓦は吹き飛ばされ大きく崩れていた。地区の人々と建物疎開作業に出て被爆した父親の本一さんと母親のタマさんはともに大やけどを負って帰宅し、真っ黒い下血のあった本一さんは8月18日に亡くなった。時子さんらは東練兵場の端で本一さんを荼毘にふしたが時子さんはどうしても自分で火をつけることができなかった。本一さんよりは幾分けがの軽かったタマさんも、11月22日に亡くなった。この灯火管制用電球は本一さんが経営していた万年筆のペン先を作る工場で使用していたもの。
ブロック別
展示説明文 吉川時子さん(当時21歳)は、勤務先の第二総軍司令部で被爆。倒れてきた木片などで負傷し気を失いました。午後になって自宅へ帰り着くと、類焼は免れたものの、屋根瓦は吹き飛ばされ大きく崩れていました。建物疎開作業に出て被爆した、父親の本一さんと母親のタマさんは、ともに大やけどを負って帰宅し、本一さんは、8月18日に亡くなりました。時子さんらは、東練兵場の端で本一さんを火葬しましたが、時子さんはどうしても自分で火をつけることができませんでした。タマさんも、11月22日に亡くなりました。
展示説明文(英語)
資料性質 戦中資料

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