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被爆資料

識別コード 1209-0127
資料名 大黒天像
資料名(英語) A statue of Daikokuten
寄贈者(カナ) 木戸 啓二(キド ケイジ)
寄贈者(英語) KIDO Keiji
受入年月日 2018/11/21
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 135×275×135
寸法(その他)
被爆地(旧町名) 中広北町
被爆地(現町名)
爆心地からの距離(m)
数量 1
内容 中広北町の中村春雄さん宅の窓際に置いてあった大黒天像。黒く焦げ、右手は欠損している。原爆で家は全焼した。
春雄さんは山手川にエビ取りに出ており左肩をやけど。妻の睦子さんは現在も行方不明である。次女の敬子さんは学徒動員で榎町方面で被爆し、似島に運ばれたが8日に亡くなった。
1952年(昭和27年)に春雄さんの母・ムラさんから大黒天像をもらった娘のチヱ子さんは、神様代わりに手を合わせてから仕事に行っていたという。チヱ子さんが亡くなった後は息子の啓二さんが引き継ぎ、やはり手を合わせて今日まで大事にしてきた。
ブロック別 十日市・中広地区
展示説明文 大黒天像
寄贈/木戸啓二
中広町にあった中村春雄さん(42歳)宅に置いてあったもの。家は全焼し、学徒動員先で被爆した娘の敬子(15歳)さんが8日に亡くなり、妻の睦子さん(36歳)は行方不明のままである。
戦後、この大黒天像は親戚の木戸さん宅へと引き継がれ、今日まで大切にされてきた。
展示説明文(英語) A statue of Daikokuten
Donated by KIDO Keiji
This statue had been kept in NAKAMURA Haruo’s (aged 42) house in Nakahiro-machi. His house was burnt down. His daughter Keiko (aged 15), who experienced the atomic bombing at the student mobilization worksite, passed away on the 8th, and his wife Mutsuko (aged 36) remains missing.
After the war, this statue of Daikokuten was given to his relative Kido and has been cherished until today.
資料性質 被爆資料

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