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被爆資料

識別コード 1209-0100
資料名 掛軸
資料名(英語) Hanging scroll
寄贈者(カナ) 谷口 劼(タニグチ カタシ)
寄贈者(英語) Katashi Taniguchi
受入年月日 2010/04/13
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 430×370
寸法(その他) 430×1520
被爆地(旧町名) 己斐東中町
被爆地(現町名) 己斐東二丁目
爆心地からの距離(m) 2400
数量 1
内容 寄贈者は学徒動員先の三菱重工で被爆。黒い雨に打たれながら己斐東中町の自宅へ帰りつくと、爆風で屋根はすべて吹き飛ばされ、柱だけが立っていた。屋根のなくなった家の中は黒い雨でびちゃびちゃになり、部屋においてあったこの掛軸も黒い雨のしみが出来ていた。寄贈者の弟で県立広島第二中学校1年生だった勲さん(当時13歳)は、動員学徒として中島新町で建物疎開作業中に被爆し、大やけどを負って翌7日夕方亡くなった。
ブロック別 己斐・草津地区
展示説明文 黒い雨に濡れた掛け軸
寄贈/谷口 劼氏(たにぐち かたし)
爆心地から2,400m 己斐東中町(現在の己斐中二丁目)(こいひがしなかまち こいなか)
寄贈者の谷口劼さん(当時16歳)は学徒動員先の観音(かんおん)で被爆しました。己斐(こい)の自宅に帰ると、爆風で屋根はすべて吹き飛ばされ、柱だけが残っていました。黒い雨が降ったため、部屋にあったこの掛け軸にも、その跡が残っています。
展示説明文(英語) Hanging scroll dampened by black rain
Donated by Katashi Taniguchi
2,400m from the hypocenter Koi-higashi-naka-machi (now, Koi-naka 2-chome)
The donor Katashi Taniguchi (then, 16), experienced the atomic bombing at Kan-on where he was working as a mobilized student. When he returned to his home in Koi, the roof of the house had been completely blown away by the blast and only the pillars were remaining. The black rain falling left marks on this hanging scroll, which was in a room of the house.
資料性質 被爆資料

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