menu

トップページ被爆資料柱時計

被爆資料

識別コード 1208-0015
資料名 柱時計
資料名(英語) Wall clock
寄贈者(カナ) 坂口 トシミ(サカグチ トシミ)
寄贈者(英語) Toshimi Sakaguchi
受入年月日 1999/01/28
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 480×225×115
寸法(その他)
被爆地(旧町名) 段原町
被爆地(現町名) 比治山町
爆心地からの距離(m) 1700
数量 1
内容 坂口トシミさん(当時26歳)は、生後4ヶ月の次男邦男さんを抱いて、夫の敏郎さん(当時29歳)と共に、爆心地から約1900mの松原町の広島駅で被爆した。電車に乗り込もうとした瞬間の出来事だった。夫とはぐれたトシミさんは邦男さんを抱いて必死で逃げた。敏郎さんは、妻子を捜そうにも火の海となった中心部に入ることができず、そのまま救護活動にあたった。この時計は、敏郎さんの戦死した友人から贈られたもので、爆風で倒壊した自宅の床下に埋めてあった。この時計を欲しがっていた敏郎さんの末弟の秀男さん(当時17歳)は、召集されていた市中心部で被爆し、トシミさんらの必死の捜索の甲斐もなく、現在も行方不明のままである。
ブロック別 比治山・仁保地区
展示説明文 自宅の床下に埋めていたものです。爆風で自宅は倒壊しましたが、焼失は免れました。
展示説明文(英語) This clock was buried under Toshimi's house. Though the house was crushed by the blast, it was spared the fire.
資料性質 被爆資料

戻る

Page Top