識別コード |
1207-0001 |
資料名 |
カイロ |
資料名(英語) |
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寄贈者(カナ) |
水野 文子(ミズノ) |
寄贈者(英語) |
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受入年月日 |
1980/08/06 |
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) |
65×90 |
寸法(その他) |
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被爆地(旧町名) |
塚本町 |
被爆地(現町名) |
堺町1丁目 |
爆心地からの距離(m) |
500 |
数量 |
1 |
内容 |
水野登さん(当時35歳)は、勤務中に被爆、机に向かったまま即死したと思われる。ロッカーをどけると一体分の遺体があり、もっていたカイロなどから登さんと確認された。一緒に働いていた同僚30人もともに亡くなった。息子二人を連れ疎開中だった妻の文子さん(当時31歳)は、9月初め、一人で夫の遺骨を引き取りに戻った。遺骨はすでに廿日市町の寺に保管してあったのを引き取り、会社の焼け跡の登さんの机があったと思われる場所で、遺品を発見した。一度は召集されたものの、盲腸で不合格になった登さんは、通院しながら勤務していた。盲腸の手術跡が化膿し、傷跡を温めるために遺体確認の決め手となったこのカイロを持っていた。 |
ブロック別 |
平和記念公園・周辺地区 |
展示説明文 |
水野登さん(当時35歳)は、勤務先で被爆し、死亡しました。9月初旬、疎開先から帰ってきた妻が、焼け跡からこれらの遺品を見つけ出しました。 |
展示説明文(英語) |
Noboru Mizuno (then 35) was killed by the bomb at his workplace. In early September, his wife returned from her evacuation location and found these articles in the ruins of his office. |
資料性質 |
被爆資料 |