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被爆資料

識別コード 1206-0017
資料名 植木鉢
資料名(英語) Flowerpot
寄贈者(カナ)
寄贈者(英語)
受入年月日 2018/10/16
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 230×315×280
寸法(その他)
被爆地(旧町名) 橋本町
被爆地(現町名) 橋本町
爆心地からの距離(m) 1250
数量 1
内容 久保木勝子さんは、橋本町の自宅で被爆した。自宅は原爆で倒壊し、同じく自宅で被爆した両親は、倒壊した木と木の間に挟まれて首から下が埋まって動けなくなっていた。「助けてくれー!助けてくれー!」という両親をどうする事も出来ず、その声を聞きながら勝子さんはその場を離れるしかなかった。付近は大火に包まれ、あまりに熱くてたまらずに、勝子さんはすぐそばの京橋川に飛び込み、呆然と一日半を過ごした。
その後、賀茂郡の親戚宅へ逃れた勝子さんは、いつの頃か、自宅の焼け跡からこの植木鉢を持ち帰った。夫の孝一さんも原爆で亡くし、原爆について多くを語ることはなかった勝子さんだったが、あちこち転居するなかでもこの植木鉢を手放さず、大切にしていた。その後、勝子さんからこの植木鉢を託された寄贈者が、今日まで保管してきた。
ブロック別 銀山・幟地区
展示説明文 植木鉢
寄贈/匿名
久保木勝子さんは、橋本町の自宅で被爆。倒壊した木に挟まれて、「助けてくれー!助けてくれー!」という両親をどうする事も出来ず、逃げるしかなかった。
夫の孝一さんも原爆で亡くし、多くを語ることはなかった勝子さんは、この植木鉢をずっと大切にしていた。
展示説明文(英語) Flowerpot
Anonymous donation
KUBOKI Katsuko experienced the atomic bombing at home in Hashimoto-cho. She had no choice but to escape from home, unable to do anything for her parents, who were wedged between fallen trees, shouting, “Heeeeelp! Heeeeelp!”
Having lost her husband Koichi, Katsuko, who was reticent about the atomic bombing, had always valued this flowerpot.
資料性質 被爆資料

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