識別コード | 1205-0081 |
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資料名 | 花びん |
資料名(英語) | Flower vase |
寄贈者(カナ) | 石田 泰三(イシダ タイゾウ) |
寄贈者(英語) | ISHIDA Taizo |
受入年月日 | 2014/7/21 |
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) | |
寸法(その他) | 180φ×230 |
被爆地(旧町名) | 空鞘町 |
被爆地(現町名) | 十日市町二丁目 |
爆心地からの距離(m) | 約800m |
数量 | 1 |
内容 | 空鞘町にあった自宅で被爆した花瓶。玄関の下駄箱の上に置いていたもの。何もかも壊れ、焼けてしまった中、壊れずに残ったこの花瓶を、寄贈者は今日まで床の間に飾り、大切に保管してきた。花瓶は、高熱で焼かれ、黄土色に変色している。 自宅では、寄贈者の母・石田イサオさん、姉の幸江さん、祖父の辰田さんの3人が被爆した。辰田さんはやけどを負いながらもどうにか脱出したものの、イサオさんと幸江さんは脱出することができないまま自宅で亡くなった。一週間かかって古市の疎開先へ逃れ、「二人をよう助けんかった・・・」と語った辰田さんもやがて亡くなった。狩留家へ疎開荷物を運んでいたため無事だった、父・秀吉さんと姉の房江さんは、閃光ときのこ雲を見てすぐに広島市内へ向かったが、横川まで来たところで熱くて市内には入ることができず、ようやく数日後、自宅の焼け跡で半分焼けた遺体となったイサオさんと幸江さんを見つけ、荼毘に付した。 |
ブロック別 | 十日市・中広地区 |
展示説明文 | |
展示説明文(英語) | |
資料性質 | 被爆資料 |