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被爆資料

識別コード 1205-0030
資料名 花びん
資料名(英語) Flower vase
寄贈者(カナ) 本田 俊夫(ホンダ トシオ)
寄贈者(英語) Toshio Honda
受入年月日 1995/09/21
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 160×160×290
寸法(その他)
被爆地(旧町名) 大手町四丁目
被爆地(現町名) 大手町二丁目
爆心地からの距離(m) 470
数量 1
内容 寄贈者の本田俊夫さん(当時36歳)が自宅焼け跡で拾い集めたもの。本田家では、俊夫さんを含め同居していた親族計8名のうち、自宅にいた長男鶴蔵さん(当時53歳)、鶴蔵さんの長女忍さん(当時19歳)、三男収蔵さん(当時48歳)、次女シゲさん(当時46歳)、次男の妻マサコさん(当時41歳)の5人が被爆死した。その遺体は、広島駅で被爆したものの、なんとか助かった俊夫さんが発見した。俊夫さんは8人兄弟姉妹の末っ子で、戦前から3人の兄たちと広島の特産品を扱う商品を営んでいたが、原爆ですべてを失った。俊夫さんは、これらを何度も捨てようとしたが、亡くなった人の無念さを思うとどうしても捨てることができなかったという。
ブロック別 紙屋町・本通地区
展示説明文 本田俊夫さん(当時36歳)の家族は、8人のうち自宅で被爆した5人が亡くなりました。原爆ですべてを失った本田さんは、自宅焼け跡から原形をとどめないこれらの品をダンボール4箱分拾い集めました。何度も捨てようと思いましたが、亡くなった人の無念さを思うとどうしても捨てることが出来ませんでした。被爆50年を機に当館に寄贈されました。
展示説明文(英語) Toshio Honda (then,36) lived in a family of eight. Five were exposed to the A-bomb at their home and died. Having lost so much, Toshio gathered four boxes of deformed object from the ruins of his house. He considered throwing them away many times, but respect for those who died prevented him from doing so. On the 50th anniversary of the bombing, he donated all the objects to the museum.
資料性質 被爆資料

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