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被爆資料

識別コード 1202-0084
資料名 えんぴつ
資料名(英語)
寄贈者(カナ) 益田 遙(マスダ ハルカ)、東 保都枝(アズマ ホヅエ)、益田 紀志雄(マスダ キシオ)
寄贈者(英語) MASUDA Haruka、AZUMA Hozue、MASUDA Kishio
受入年月日 2013/9/25
寸法(幅×高さ×奥行)(mm)
寸法(その他) 6φ×102
被爆地(旧町名)
被爆地(現町名)
爆心地からの距離(m)
数量 1
内容 助産師の益田小蝝さん(当時40歳)は、往診途中、爆心地から1.9㎞の福島町で、己斐橋を歩いて渡っているときに被爆、服が燃え上がったため川に飛び込んだ。両腕に大やけどを負っていたが、暗くなるまでけが人を救護し続けた。めまいがして土手で倒れていると、18歳の初産の女性が産気づいているとの知らせを受け、やけどの両腕で必死で赤ちゃんを取り上げた。
取り上げた後、益田さんは気を失った。母親はそのまま泡を吹いて亡くなり、せっかく生まれた子も一カ月後に亡くなった。益田さんは、軍医から「両腕切断」の診断を受けたが、「この腕があれば、また赤ちゃんを取り上げることが出来る」と切断を断固拒否。家族の懸命な看護で、回復し、80歳近くまで現役で助産師を続けた。
これは、益田さんが使用していたえんぴつ。「帝国臓器製薬株式会社」の刻印入り。
ブロック別
展示説明文
展示説明文(英語)
資料性質 被爆関連資料

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