識別コード | 1202-0070 |
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資料名 | インク瓶 |
資料名(英語) | Inkbottle |
寄贈者(カナ) | 渡邉 和夫(ワタナベ カズオ) |
寄贈者(英語) | Kazuo Watanabe |
受入年月日 | 2007/01/30 |
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) | |
寸法(その他) | |
被爆地(旧町名) | 千田町一丁目 |
被爆地(現町名) | 千田町一丁目 |
爆心地からの距離(m) | 1600 |
数量 | 1 |
内容 | 修道中学校2年生の渡邉和夫さんは、進学のため東広島の実家を離れ、祖父母の家に住んでいた。当日は腹痛のため自宅離れで休んでいるときに被爆。屋根は落ちたんすが倒れてきたが、布団を被って寝ていたためか、幸い大きなケガは負わなかった。外へ脱出すると、母屋に下宿していた中学校の先生の奥さんがガラス片で肩や首を切る大けがをして助けを求めていた。和夫さんは着ていた浴衣で応急手当をし、奥さんを助けて吉島の飛行場へ逃れた。夕方、和夫さんらが飛行場内に掘られた「たこつぼ」と呼ばれた簡易防空壕のようなものの中で休んでいたところ、動員先の工場から帰ってきた先生と再会することができた。ケガのひどい奥さんを治療のため似島へ送り、翌日和夫さんと先生は自宅へ戻った。自宅は焼きつくされており、和夫さんは焼け跡で愛用していたインク瓶を見つけ大切にしていた。瓶は高熱で焼かれ完全に変形していた。8月9日か10日頃、東広島の実家に帰った和夫さんは、家族と再会を果たすことができた。 |
ブロック別 | 国泰寺・千田地区 |
展示説明文 | |
展示説明文(英語) | |
資料性質 | 被爆資料 |