識別コード | 1202-0069 |
---|---|
資料名 | はさみ |
資料名(英語) | Scissors |
寄贈者(カナ) | 和久井 和子(ワクイ カズコ) |
寄贈者(英語) | Kazuko Wakui |
受入年月日 | 2006/10/15 |
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) | 85×180×10 |
寸法(その他) | |
被爆地(旧町名) | 大手町一丁目 |
被爆地(現町名) | |
爆心地からの距離(m) | 100 |
数量 | 1 |
内容 | 寄贈者の母宮本千代子(ちよこ)さん(当時48歳)は、爆心地近くの自宅で被爆、千代子さんは一瞬にして自宅ともども焼き尽くされた。当日娘の和子さん(当時16歳)は広島工業専門学校の校舎内で被爆、校舎の下敷きになりながらも助かった。父の仙太郎(せんたろう)さん(当時56歳)は、千田町に建物疎開作業に出かけて、屋根から下りたときに被爆、大やけどを負ったが一命を取り留めた。広島市立中学校1年生だった弟の髙明さん(当時13歳)は、土橋付近の建物疎開作業中に被爆し、己斐小学校まで逃げたが、当日死亡。被爆から3日後の8月9日、親族らが自宅付近で千代子さんの白骨とそばにあったこのはさみを発見し、持ち帰った。裁縫上手だった千代子さんは、この理容バサミを裁縫用に使用していたことを和子さんは覚えていた。家族は供養のため、遺骨とこのはさみを墓に入れていた。このはさみのことが気がかりだった和子さんは、被爆から60年以上たち、兄がなくなった際、兄の納骨のときにこのはさみを取り出し、資料館に寄贈することにした。 |
ブロック別 | 紙屋町・本通地区 |
展示説明文 | |
展示説明文(英語) | |
資料性質 | 被爆資料 |