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被爆資料

識別コード 1202-0024
資料名 小刀
資料名(英語)
寄贈者(カナ) 岡原 ツネヨ(オカハラ ツネヨ)
寄贈者(英語) Tsuneyo Okahara
受入年月日 1976/07/28
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 115×3×25
寸法(その他)
被爆地(旧町名) 天神町
被爆地(現町名) 中島町
爆心地からの距離(m) 300
数量 1
内容 岡原政太郎さん(当時49歳)は、勤務先の歯科医師会館で被爆した。妻のツネヨさん(当時38歳)は、すぐに市内へと向かったが、激しい火災のために入れず、8日、再会した長女の伸子さん(当時18歳)と共に、翌日から政太郎さんと次女の三四子さんを捜して市内の救護所などをしらみつぶしにあたったが、何の手がかりも得られなかった。1週間後、勤務先の焼け跡の政太郎さんの席があったあたりを掘り返したところ、椅子に座った状態で並んだ骨の間にこれらの遺品があり、ああ、即死だったかと、一縷の望みも断たれた伸子さんらはその場に座りこんでしまった。三四子さんは遺体すら見つからなかった。
ブロック別 平和記念公園・周辺地区
展示説明文 岡原政太郎さん(当時49歳)は勤務先で被爆しました。妻のツネヨさんはすぐさま市内に向かいましたが激しい火災のため入ることができず、9日から市内の救護所を回って消息をたずね歩きました。被爆から1週間後、勤務先の焼け跡で政太郎さんの席があったあたりを掘り返してみると、椅子に座った状態で骨が並んでおり、右手を伸ばした位置にパイプや弁当箱などが見つかりました。夫が亡くなったことがわかったツネヨさんはぼう然として、その場に座り込んでしまいました。
展示説明文(英語) Masataro Okahara (then 49) was exposed to the A-bomb in his office. His wife Tsuneyo immediately tried to get into the city to find him but was stopped by the ferocious flames. On the 9th, she began searching all the relief station in the city. One week after the bombing, she dug into the ruins of Masataro's workplace where his desk had been and found bones in the position of a person sitting in a chair. The lunch boxes and pipe lay at the end of the outstreched right arm. Stunned by this confirmation of her husband's death, Tsuneyo sank to the ground.
資料性質 被爆資料

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