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被爆資料

識別コード 1202-0014
資料名 分銅
資料名(英語)
寄贈者(カナ) 大前 茂樹(オオマエ シゲキ)
寄贈者(英語) Shigeki Omae
受入年月日 1985/07/26
寸法(幅×高さ×奥行)(mm)
寸法(その他) 10φ×10
被爆地(旧町名) 東観音二丁目
被爆地(現町名) 東観音町
爆心地からの距離(m) 1600
数量 1
内容 中村菊枝さん(当時33歳)の遺品。薬剤師だった菊枝さんは、夫を亡くし、薬局を営みながら息子の圭二さん(当時8歳)と二人で暮らしていた。戦況が悪化し、圭二さんを1945年3月、縁故疎開させることにした。幼い圭二さんには、菊枝さんも後からすぐに行くと約束、それが母子の最後の別れとなった。薬剤師であった菊枝さんは、市内を離れることを許されず、薬剤が出回らなくなったため薬局を閉店した後も、十日市町の洋服組合に勤めていた。おそらくそこで被爆死したと思われる。親族が、8月7日、8日と、十日市町から市内各所を廻り捜したが、現在も行方不明のまま。これは、自宅焼け跡から掘り出された。分銅は薬局で使用していたもの。
ブロック別 吉島・舟入・観音地区
展示説明文
展示説明文(英語)
資料性質 被爆資料

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