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被爆資料

識別コード 1101-0031
資料名 ガラス片が突き刺さったたんす
資料名(英語) Cabinet riddled with glass shards
寄贈者(カナ) 山中 茂(ヤマナカ シゲル)
寄贈者(英語) Shigeru YAMANAKA
受入年月日 2012/07/07
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 940×1300×420
寸法(その他)
被爆地(旧町名) 旭町
被爆地(現町名) 旭1丁目(大河小学校西側)
爆心地からの距離(m) 3100
数量 1
内容 山中茂(しげる)さん(当時35歳)は、1945年(昭和20年)8月6日、宇品町御幸通にあった陸軍船舶砲兵教導連隊の研究室で被爆した。突然あたりが紫色になり、ガラスと窓枠が一緒に吹き飛んできた。部隊ではガラスで大けがをした人がおり、本部では広島市内は全滅だと言っていた。帰宅許可が出たため、家に戻ると裏のガラス戸はほとんど抜け、天井は吹き飛び、欄間が粉々になっていた。家にいた妻は、炊事場で洗い物中に被爆、子どもは勝手口の下で遊んでいる時に被爆した。ピカッと光った瞬間に妻は子どもを抱きかかえ、たまたま壁の影になったため、二人とも助かっていた。この箪笥は、玄関に置いていたもので、玄関の格子戸の窓ガラスが吹き飛び、突き刺さっている。
ブロック別 比治山・仁保地区
展示説明文 ガラス片が突き刺さったたんす
寄贈/山中茂(やまなか しげる)氏
爆心地から約3,100m 旭町(現在の旭一丁目)
山中茂さん(当時35歳)は、1945年(昭和20年)8月6日、宇品町御幸通にあった陸軍船舶砲兵教導連隊の研究室で被爆しました。突然、あたりが紫色になり、ガラスと窓枠が一緒に吹き飛んできました。部隊ではガラスで大けがをした人がおり、本部では広島市内は全滅だと言っていました。帰宅許可が出たため家に戻ると、裏のガラス戸はほとんど抜け、天井は吹き飛び、欄間は粉々になっていました。このたんすは、玄関に置いていたもので、格子戸のガラスが吹き飛び、突き刺さっています。
展示説明文(英語) Cabinet riddled with glass shards
Donated by Shigeru Yamanaka
Approx. 3,100m from the hypocenter Asahi-machi (now, Asahi 1-chome)
On August 6, 1945, Shigeru Yamanaka (then, 35) experienced the bombing from the offices of the Marine Artillery Training Regiment on Miyuki-dori in Ujina-machi. Suddenly, the outside became purple and the glass, together with the window frames, were blown inward. One of the members of the unit was seriously wounded by the glass and headquarters was reporting that the entire city had been destroyed. Permission to return home was given, and once there, he saw that the glass doors in the back were mostly gone, the roof had been blown off, and the transom over the door had been reduced to rubble. Since this cabinet was in the entrance hall, the glass from the lattice doors had been blown into pieces and they were stuck in the cabinet.
資料性質 被爆資料

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