識別コード | 9202-0833 |
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資料名 | 「電報頼信紙」 |
資料名(英語) | |
寄贈者(カナ) | 廣中 正樹(ヒロナカ マサキ) |
寄贈者(英語) | HIRONAKA Masaki |
受入年月日 | 2016/8/2 |
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) | |
寸法(その他) | |
被爆地(旧町名) | |
被爆地(現町名) | |
爆心地からの距離(m) | |
数量 | 1 |
内容 | 廣中一さん(当時37歳)は、勤務先の広島鉄道局文書課に向かう途中、市内電車の中で被爆した。通勤時間から考えると、恐らく紙屋町付近を走っていた時のことだったと考えられ、頭部をやけどし、背中にガラス片が突き刺さった一さんは意識を失った。やがて意識を取り戻した一さんは、やけどの激しい痛みのため近くの川に身を浸した。その後、どうにか己斐国民学校へ逃れ、自力で己斐町の自宅へ帰り着いた。妻の二三枝さん(当時30歳)と息子の正樹さん(当時5歳)は、夜7時頃、一さんが己斐国民学校にいる、と聞いて学校へ向かったが行き違いで会えず、8時頃帰宅すると、一さんが家にたどり着いて薄暗い台所に腰かけていて大変驚いた。一さんは自宅2階に寝かされ、看病を受けたが、翌7日午後4時過ぎに亡くなった。これは、一さんが亡くなった後、家族が今日まで大切に保管していた。 |
ブロック別 | |
展示説明文 | |
展示説明文(英語) | |
資料性質 | 被爆関連資料 |