識別コード | 9199-0325 |
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資料名 | 本 |
資料名(英語) | |
寄贈者(カナ) | 前岡 眞仁(マエオカ マサヒト) |
寄贈者(英語) | MAEOKA Masahito |
受入年月日 | 2021/8/18 |
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) | 100×70×10 |
寸法(その他) | |
被爆地(旧町名) | |
被爆地(現町名) | |
爆心地からの距離(m) | |
数量 | 1 |
内容 | 広島市立第一高等女学校1年生の前岡茂子さんは、動員学徒として木挽町で建物疎開作業中に被爆した。父の前岡喜三さんが来る日も来る日も必死に捜したが茂子さんの行方は分からなかった。 自宅で被爆して大けがを負っていた母の清子さんは、茂子さんを捜しに行くことが出来なかった。娘を助けられなかった後悔と悲しみは消える事はなく、被爆から13年後、清子さんは手記に書き残した。 「運命は何処まで残酷なのでしょう。親と子の死の対面さえも許してはくれませんでした」「茂子は即死でありますように。たとえ、どれだけかの間でも、苦しみ、もだえ、『お母ちゃん』『お母ちゃん』と叫び続けてくれたであろうと思えば、この母の私はたまらなくなります」「私の生ある限り、あの子に詫びて、詫びて、詫び続けるので御座います」 茂子さんが使っていたこれらの品は、清子さんが遺品として大切に保管していた。 |
ブロック別 | |
展示説明文 | |
展示説明文(英語) | |
資料性質 | 被爆関連資料 |