原爆の絵

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No	画像	コード	絵の内容	作者名	情景年月日	情景場所
121		NG141	7カ月の身重だった私は1歳2カ月の長女と二人家屋の下敷きになる。長女は8月29日に死亡する。	梶野　清子（カジノ　キヨコ）	1945/8/6	舟入町　天満川川岸
122		NG454-01	大けがを負った娘を背負った近所の人。内臓が出た姿に何も言えず、とても悲しかった。	加治野　康子（カジノ　ヤスコ）	1945/8/6	舟入町
123		NG087	町内会で焼け跡から死体を収容し荷車や戸板に乗せて火葬するために江波の陸軍射的場に運ぶ。	宗田　勝（ムネタ　マサル）	1945/8/8	舟入本町～舟入川口町南
124		NG208-01	建物の下敷きになったが、屋根の上にのがれ、北北東の上空に紅蓮の炎の火球を見た。	高橋　正明（タカハシ　マサアキ）	1945/8/6	舟入川口町の自宅
125		NG167-02	トマト畑のトマトが全部落ちていた。母に「絶対食べないで」と言われ、手に持ってるトマトを捨てた。	中田　輝子（ナカタ　テルコ）	1945/8/6	舟入川口町の畑
126		NG217	朝礼中、ものすごいせん光と地響きがあり、校舎の屋根がくずれ瓦や石が雨のように降ってきた。	真鍋　美代喜（マナベ　ミヨキ）	1945/8/6	舟入国民学校校庭
127		NG431-02	路面電車のレール軌道内に横になっていた人たち。老若、男女、生き死にもわからなかった。	朝信　澄子（アサノブ　スミコ）	1945/8/10	舟入の電車通り
128		NG024-24	舟入のお寺で救護に当たる。背中の皮がむけてウジがいっぱいはっていのを治療する時は悲しくて涙が流れた。	河野　一郎（コウノ 　イチロウ）	1945/8/6	舟入
129		NG234-03	跡形もなくなった家で「皆無事五日市に居る」と書いた板を見つける。見た瞬間涙が出た。	吉村　義孝（ヨシムラ　ヨシタカ）	1945/8/9	自宅前
130		NG481	倒壊した自宅から抜け出し火災の中を避難する親子。	武永　三太郎（タケナガ サンタロウ）	1945/8/6	胡町の自宅近く
131		NG384-04	数時間後、雑魚場町へ建物疎開作業に行っていた母がやけどを負い帰ってきた。	古林　和夫（コバヤシ　カズオ）	1945/8/6	翠町弥生通り
132		NG384-03	ドーンという音とともに屋根瓦がガラガラと雨のように目の前に落ちてきた。	古林　和夫（コバヤシ　カズオ）	1945/8/6	翠町の自宅
133		NG384-02	柿の木を下りて縁側横に立ち庭をふと振り返ったとたんピカッと光った。	古林　和夫（コバヤシ　カズオ）	1945/8/6	翠町の自宅
134		NG384-01	かすかなブーンという音に私は双眼鏡を持って庭の柿の木に登った。あれは日本の飛行機ではない。	古林　和夫（コバヤシ　カズオ）	1945/8/6	翠町の自宅
135		NG398	鍋に川の水を運んでわかしていた。「水をください。」という人に鍋の湯をさましては飲ませてあげた。	根本　小夜子（ネモト　サヨコ）	1945/8/6	縮景園近く
136		NG391-05	縮景園前の防火用水槽には多くの人々がむらがって顔や手を洗っていた。	前田　修治（マエダ　シュウジ）	1945/8/6	縮景園前の白島線電車通り
137		NG440-02	負傷者を乗せたトラックが宇品方面に向かっていた。死者を大八車に乗せ縮景園に運び火葬した。	志田　敏衛（シダ　トシエ）	1945/8/6～8/20頃	縮景園付近
138		NG440-01	大八車を引いて路上の死体を収容した。路面電車のつり革に手を伸ばしたままの姿の死体もあった。	志田　敏衛（シダ　トシエ）	1945/8/6～8/20頃	縮景園付近
139		NG202-08	木片、木の葉、枝そして人が点々と浮いていて池の水は見えなかった。木陰にも人がいた。	中島　睦男（ナカジマ　ムツオ）	1945/8/8～8/10	縮景園
140		NG114-03	縮景園の池のほとりに並んで水を飲む負傷者たち。翌日同じように並んでみな死んでいた。	小久保　三好（コクボ　ミヨシ）	1945/8/6～8/7	縮景園