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被爆資料

識別コード 3110-0006
資料名 ハンカチ
資料名(英語) Handkerchief
寄贈者(カナ) 高垣 智光(タカガキ トモミツ)
寄贈者(英語) Tomomitsu Takagaki
受入年月日 2003/08/06
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 340×270
寸法(その他)
被爆地(旧町名)
被爆地(現町名)
爆心地からの距離(m)
数量 1
内容 鈩高吉(たたらたかよし)さん(当時26歳)の遺品が包まれていたハンカチ。中国軍管区砲兵補充隊(第111部隊)への入隊日だった高吉さんは、見送りの家族と別れたあと、部隊正門付近で被爆、そのまま消息不明となった。後日、全身火傷を負った高吉さんが、避難した先でおかゆを食べさせてもらい、翌日「傷の手当てをする」と出かけたまま帰ってこなかったと連絡があり、このハンカチに当日高吉さんがもっていたものと思われる遺品が包まれて返ってきた。また見送りの家族の妻照代(てるよ)さん、娘光津子(みつこ)さん、養父信吉(のぶよし)さん、兄清實(きよみ)さんも帰る途中に被爆、全員行方不明となっている。
ブロック別
展示説明文 8月6日が入隊日だった鈩高吉さん(たたら たかよし 当時26歳)は、部隊正門付近で被爆しました。全身にやけどを負った高吉さんは、避難先でおかゆを食べさせてもらい、翌日「傷の手当てをする」と言い残して出かけたまま行方が分かりません。このハンカチに当日高吉さんが持っていたものと思われる遺品が包まれて家族の元へ送られてきました。鈩さん宅では、高吉さんを見送りに行った帰りの家族たちも全員行方不明のままです。
平成15年度寄贈資料新着展キャプション
展示説明文(英語) Takayoshi Tatara (then, 26) was exposed near the entrance gate to his unit where he was to be inducted into the army on August 6. Burned over his whole body, Takayoshi first fled to some shelter where he was given rice gruel. The next day, he left, saying, "I'll get treatment." He was never seen again. His belongings, thought to be those he was carrying that day, were sent back to his family wrapped in this handkerchief. All the family members who had gone out to see him off that day perished without a trace.
平成15年度寄贈資料新着展キャプション
資料性質 被爆関連資料

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