menu

トップページ原爆の絵けがをして助けを求めてきた男の子を背負い、三篠橋を渡る。

原爆の絵

識別コード NG444
絵の内容 けがをして助けを求めてきた男の子を背負い、三篠橋を渡る。
作者名(カナ) 片桐 豊彦(カタギリ トヨヒコ)
作者名(英語) KATAGIRI Toyohiko
当時の年齢 12歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集)
情景日時 1945/8/6(時刻)9:00頃
情景場所 三滝橋
情景場所旧町名
情景場所現町名
爆心地からの距離 2,400m
ブロック別 三篠・祇園地区
作者による説明 **裏
70才 片桐豊彦
場所 西区三滝橋付近
**別紙
S二十年八月六日朝、いつものように朝会を終り、(十二才)学徒動員として、ニッサン自動車会社の中の仕事場に着いた途端である。凄まじい閃光と共に、工場は破壊されてしまった。私は立ち上がって安全なところへと避難した。途中、大勢の人達が傷を負って水を求めたり、安全地帯へと避難していた。私が橋の近くまで逃げた時、四、五才の男の子が、「お兄ちゃーん!」と言って助けを求めて近づいた。私には弟も妹もいない。その子供を見ると、顔も、手も、火傷でずるずるである。私はその子供を背負って安全な場所へ逃れていったが、途中、「お兄ちゃん、水!水!」と言うので降ろしてやると川端へ水を求めて行ったが、なかなか帰って来ないので、それっきりになってしまった。今でもその事は忘れられないので、絵に描いた。(西区三滝橋当時)
無職 70才 片桐豊彦
サイズ(cm) 38×54
展示の説明文

戻る

Page Top