識別コード | Z0051.3S0460009 |
---|---|
書名 | 市民 1976.05・06合併号 |
巻数 | 第9号 |
著者 | 「市民」編集委員会 |
出版者 | 文化社 |
出版地 | 東京 |
出版国 | 日本(JP) |
出版年 | 1976/06/01 |
言語区分 | 日本語 jpn |
頁数 | 220 |
大きさ (cm) | 21 |
ISSN | |
目次 | 特集 ロッキード事件に見る腐朽の構造 ロッキード事件は はしなくも政治・経済支配体制内部の 腐朽した構造をさらけだした この好機を逃がしては市民が 自己の虚像の安逸を放逐できるときはない 2 歴史を奪い返えす“はだしの記者” 津村喬 ―『週刊ピーナツ』はしたたかにつづく― 18 憲法構造に転成革命を 菅原良長 ―なぞの四文字サイナラさいなら― 40 黒い仕掛人―多国籍企業 西川潤 52 歩いて考えた“ロッキード” 山内幹雄 ―怒る市民の東海道中記(藤沢→東京)― ●インタビュー 58 「新しい日本を考える会」について 松田道雄 ―「会」に名を連ねた動機といきさつ― ●連載 68 日本「市民」列伝(第8回) 桐生悠々―関東防空大演習を嗤った背景 井出孫六 新聞人桐生悠々のなかでは マルキシズム批判と軍部批判とは けっして矛盾することなく共存しえた 右往左往したのは むしろ相手の方ではなかったか ●連載劇画 113 はだしのゲン(戦後編 第9回) 中沢啓治 145 思惑渦まく関西新空港 後藤正治 ―泉州に時ならぬ「地車祭」か― 政府の言ってきた空港の公共性ということ だから何十万の 人間が苦しんでもやむをえないんだ という論法は否定された だが― 83 市民ボランティア・システムを考える 西尾勝 市民自治発展の新しい方式として ボランティア活動が 注目されはじめた 市民の自主的で自由な連帯にもとづく 現代的「隣保共同」精神の醸成とその実践の可能性をさぐる 89 武蔵野市ボランティア対策プロジェクト・チーム報告 ●消費者シリーズ 103 ここまできた消費者運動 安藤栄雄 ロッキード 公害輸出に反対して消費者はたちあがった 激動る状況の中で 草の根運動の発想転換が いま求められている ●障害者シリーズ 164 施設変革論序章 川上重治 ちえ遅れ 重症心身障害者の施設は暗く閉されている 人間のふれあいを大切にする施設 そこへ通じる道を拓くには― ●市民の法律 158 家庭の役割―夫婦財産制改正論議をめぐって 中島通子 ●国際だより 160 “開かれた教会”への胎動 北村正之 ●書評 110 クラレンス・A・ペリー著『近隣住区論』 君嶋武胤 日本地域社会研究所編『日本洗剤公害レポート』 国沢静子 211 ミニコミ 214 住民と消費者の運動月表 住民情報資料センター ●特別レポート 171 20年目の森永ヒ素ミルク事件 永井文子 ―被害者の憤怒の叫び、とどけ― 被害者補償をするための『ひかり協会』ができて すべてが解決したかのようにみえるが はたしてそうだろうか― |
各号備考 | 1976年5・6月合併号 【中沢啓治氏関連】 連載劇画 はだしのゲン p.113 01,02は中沢文庫 |