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トップページ図書NHK「ラジオ深夜便」被爆を語り継ぐ

図書

識別コード T0916.31N035
書名 NHK「ラジオ深夜便」被爆を語り継ぐ
巻数
版数・刷数 初版
叢書名
著者 西橋正泰編
出版者 新日本出版社
出版地 東京
出版国 日本(JP)
出版年 2014/07/20
言語区分 日本語 jpn
頁数 237
大きさ (cm) 19
ISBN 978-4-406-05802-5
目次 まえがき…7

被爆を根に生きる 林京子…11
 将来に対して膨らんでいったお遍路…13
 友と「九日」を共有した人生…17
 報告書『内部の敵』が示したこと…18
 「生と死」を入れ替えた被爆…21
 「産むか産まないか」…24
 トリニティでの実感…28
 国家という枠を越えて-「私は人間を信じます」…32
 大切なのは、何をどう考えるか…37

核廃絶訴え五〇年 山口仙二…41
 健常者の半分以下の穴しかない気管支…43
 ピカッと光っても、音を知らない…46
 生きたまま焼き殺される…49
 「救援列車」の座席に、人が「置いている」…51
 プラットホームに貼り付いた焼けた皮…55
 ウジが焼けただれた傷口の肉を噛む…57
 ケロイドの植皮手術…59
 被爆者の自殺…61
 被爆者運動との出会い…64
 「戦争がしにくい世界をつくろう」…66

被爆直後のヒロシマを撮ったカメラマン 松重美人・スミヱ…71
 「司令部報道班員」になる…74
 青白い強烈な閃光…77
 広い電車道路は人っ子一人通っていない…81
 一枚目の写真-ためらった三〇分…83
 プールの水も火勢で空っぽ…89
 焼けた電車-”生き不動”に切れなかったシャッター…90
 広島の対岸から発見された頭蓋骨の山…92
 国連総会で語った被爆体験…94

「私は鳩」 丸屋博…97
 八日に「入市被爆」…99
 ビルの床にはめざしのように置かれた死傷者…100
 血に濡れた金蝿…102
 「原爆ぶらぶら病」と出会う…103
 詩人・御庄博実…106
 反戦詩で逮捕…109
 私は鳩 Ⅳ-雪又は冬…112
 「医者として証明して欲しい」-論文「原爆放射線の遺伝的影響」…115
 李順基さんの育てたどんぐり…117
 李順基さんの「自分史」…119

風化を許さぬ者として 山田拓民…125
 安全だと思われていた場所が爆心地に…127
 「ピカドン」と言うが、ピカはピカでも、ドンなんて生易しい音じゃない…128
 火に追われて北へ北へ…132
 生きていた家族…136
 「かすり傷一つないのですよ。それが死んだ-」…139
 子どもたちが目の前で焼かれていく-母の気持ち…140
 父との再会…141
 赤痢と間違われた弟-同じ病院に居ながら死ぬまで両親に会えなかった…144
 「もう、こんな病院には居たくない」-父の叫び…145
 アンケート用紙に記された一言-私の被爆者運動の原点…147

いまも、耳に残る声 松本都美子…151
 賑やかだった街…153
 「配給切符」と「建物疎開」…155
 物音一つしない静かな時が一瞬あった…157
 瓦礫の下から足首をつかまれて-「引っ張り出してくれー」…159
 初めて気づいた-「あっ、自分はどうなんだろう」…160
 防空壕いっぱいの地獄…163
 収容された小学校で見たもの…164
 祖母が持ってきた小さな箱…168
 父親の自殺…170
 幸せな結婚と二人の娘の病気…172
 「一日も早く核兵器はなくしてほしい」…174

核兵器の廃絶こそ、未来への希望 谷口稜曄…179
 真綿のチョッキをかぶっているよう…181
 メジロ捕りに興じた子ども時代…182
 郵便局に就職-自転車を担ぐほどの元気良さ…184
 召集令状が電報で?!…186
 道路に叩きつけられて…187
 道路に皮膚を引きずるようにして歩いた…190
 ジワジワと襲ってくる痛み…192
 入院四年間-叫ぶしかなかった「殺してくれー、殺してくれー」と…194
 赤く焼けただれた自分の映像…199
 アメリカ軍のなかにもいた犠牲者…200
 「私は見世物ではない。でも、目をそらさないで見てほしい」…203
 見合い結婚-「自分が見なければ」という妻の決心…205
 勝つ国も負ける国もない核戦争…206

人間筏 山口彊…211
 英語が得意だった…213
 広島の造船所へ…215
 小さな落下傘が二つ-空中での爆発…217
 一〇メートル以上飛ばされた…219
 半燃えの人…221
 人と人がひっついて漂う-人間筏…223
 一昼夜かかって長崎へ…224
 「窓を開けなさい」…226
 「強制疎開死」…227
 占領軍で働く―「山口をそのまま通すな」…229
 原爆は憎い。しかし、アメリカ人も同じ人間…231
 多発性癌で亡くなった息子…233
 短歌を詠むこととは…235
備考

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