| 識別コード | T0916.2N005 |
|---|---|
| 書名 | 原子爆弾災害調査報告集 第一分冊 |
| 巻数 | |
| 版数・刷数 | |
| 叢書名 | |
| 著者 | 日本学術会議原子爆弾災害調査報告書刊行委員会編 |
| 出版者 | 日本学術振興会 |
| 出版地 | 東京 |
| 出版国 | 日本（JP） |
| 出版年 | 1953/01/01 |
| 言語区分 | 日本語 jpn |
| 頁数 | 768 |
| 大きさ (cm) | 26 |
| ＩＳＢＮ | |
| 目次 | 第1分冊 理工学編 1 広島原子爆弾災害報告 1 大阪調査団団員 海軍薬剤少佐 山岡靜三郎 海軍軍区少佐 山田正明 海軍軍医中尉 桑田岩雄 海軍情報部嘱託 中田某 阪大教授 浅田常三郎 阪大 尾崎誠之助 2 爆発後数日間に行える広島市の放射能学的調査に関する報告 5 京大教授，理，物理 荒勝文策 第1次調査 調査隊員 荒勝文策 木村毅― 清水栄 花谷暉一 上田隆三 第2次調査 調査隊員 清水栄 石割隆太郎 高木一郎 近藤宗平 高瀬治男 青木宏一 石崎可秀 上田隆三 本道栄― 第3次調査 調査隊員 木村毅― 西川喜良 高井宗三 堀重太郎 故花谷暉― 村尾誠 3 長崎市における残存放射能 11 京大教授，理 物理 荒勝文策 調査員 林竹男 調査員 西川喜良 4 広島における人骨中に生じた放射性燐P 32 について 16 理研，副研究員 山崎文男 副研究員 杉本朝雄 副研究員 木村―治 5 広島における硫黄中にできた放射性燐P 32 について 18 理研，副研究員 山崎文男 副研究員 杉本朝雄 6 広島原子爆弾1次速中性子数の決定について 理研，副研究員 杉本朝雄 19 7 原子爆弾よりのおそい中性子の大気中における拡散と吸収 20 理研，副研究員 玉木英彦 助手 浜田達二 8 原子爆弾爆発後広島西方に残った放射能について 理研，副研究員 山崎文男 25 9 原子爆弾により生じた広島市内およびその附近の放射能について（その1） 34 理研，副研究員 宮崎友喜雄 副研究員 佐々木忠義 助手 池田正雄 10 原子爆弾により惹起された広島市内およびその附近の放射能について（その2）35 理研，副研究員 宮崎友喜雄 助手 増田時男 11 長崎およびその隣接地区における原子爆弾による放射能 38 理研，助手 増田時男 助手 坂田民雄 助手 中根良平 12 ローリフェン電気計による広島爆央地附近における放射能の測定 理研，副研究員 木村一治 40 13．長崎市およびその近傍における土地の放射能（第1部 爆心地附近の放射能）41 九大教授 篠原健一 岡田利弘 九大，理，物理 森田右 高良和武 井上謙蔵 河井直幸 14 長崎市およびその近傍における土地の放射能（第2部 西山貯水池の放射能）45 九大教授 篠原健一 森田右 河井直幸 横田昌弘 高良和武 15 長崎西山の土壌中に見出された人工放射性元素 53 東大、理、化学、教授 木村健二郎 斎藤一夫 山寺秀雄 大橋茂 16 広島高須の土壌中に見出された人工放射性元素 木村健二郎 上村悠紀雄 54 17 長崎西山地区の土壌より分離せる人工放射性元素の特性について（59 Pr 144のβ線スペクトルの高速度部分）58 東大、理、物理、教授 嵯峨根遼吉 岡本耕輔 塚田甲子男 服部学 18 長崎および広島における爆心地附近の土壌井戸水等のラヂウム含有量 61 東大、理、化学 教授 木村健二郎 理、化学 中井敏夫 19 広島市における原子爆弾による地下水汚染の有無ついて 66 東大、理、化学、教授 木村健二郎 理、化学 野口喜三雄 上野精― 20 長崎市における原子爆弾による地下水汚染の有無について 69 東大、理、化学、教授 木村健二郎 理、化学 野口喜三雄 上野精一 21 長崎市の井戸水のラドン含有量 九大、理、化学 岩崎岩次 松田文男 72 22 広島市附近における残存放射能について 75 広島文理大、物理、教授 藤原武夫 助教授 竹山晴夫 23 原子爆弾の爆発地点および火球の大きさ 83 理研、副研究員 木村一治 助手 田島英三 24 広島原子爆弾の熱幅射線の強さと閃光時間の決定 88 理研、副研究員 木村一治 助手 阿久津寿一 田島英三 25 広島における原子爆弾の爆心地 東大、地震研 金井清 92 26 気象関係の広島原子爆弾被害調査報告 98 広島管区気象台、気象技師 宇田道隆 気象技師 菅原芳生 気象技師 北勲 附録1. 原子爆弾を受けた当時の広島の気象 広島管区気象台観測課 119 附録2. 広島原子爆弾に関する破壊状況調査報告 北勲 121 附録3. 体験談聴収録（抄）122 27 広島および長崎における原子爆弾に関する調査報告（気象学的見地より）136 中央気象台技師 正野重方 28 雲仙より見たる原子爆弾投下によって発生した雲について 139 温泉岳測候所長 石田泰治 29 広島および長崎両市における原子爆弾災害物の地質学および岩石学的観察 143 東大、理 渡辺武男 山崎正男 広島大 小島文児 長岡省吾 地質調査所 平山健 30 原子爆弾災害調査地形と市街発達との関係について 東大、理、地理 木内信蔵 158 31 原子爆弾にる爆風調査報告 164 中央気象台技官 研究員 広野卓蔵 助手 相原奎二 32 長崎市原子爆弾被害調査報告 長崎測候所長 中村勝次 177 33 広島長崎における幅射温度および爆風圧 183 真島正市 筒井俊正 菅義夫 34 建築物被害調査報告 東大教授 武藤清 教授 梅村魁 184 35 原子爆弾被害調査報告 内務技師 青木楠男 内務技師 山田順治 内務技師 村上永一 190 36 原子爆弾調査報告書 京大教授 近藤泰夫 坂静雄 195 37 原子爆弾による災害調査報告 野口尚一 209 38 原子爆弾災害調査報告 東大教授 広瀬孝太郎 名古屋市水道局長 杉戸 清 212 生物学編 1 原子爆弾災害の生物学的調査（その1 動物への影響）岡田要 217 2 原子爆弾災害の生物学的調査（その2 植物への影響） 第1章 調査概要 小倉謙 225 第2章 広島における現地調査 227 下斗米直昌 細川芳雄 藤田哲夫 藤原勲 林克己 勝田神能 第3章 異常植物について 吹田信英 235 第4章 放射線の主として植物への影響 中川弘美 239 3 爆発地区における土壌細菌叢について 241 獣医畜産班、班長 増井清 農林省家畜衛生試、研究委員 川島秀雄 研究補助員 清水武彦 三船亮介 4 馬の原子爆弾症の病理解剖学的組織学的研究 ミノファーゲン製薬本舗研究部長 市川收 247 1.緒言.馬の被害一乳牛の被害その他家畜の被害一馬の臨床所見の大要. 2.研究材料の說明 小運搬業者2例の観察一馬子の被害一輓馬の被害一馬車の被害一通過道附近の被害. 3.病理解剖学的所見. 4.病理組織学的所見 5.結言 5 林学研究班報告 Ⅰ.原子爆弾の林木に及ぼす影響 東大教授 中村賢太郎 263 Ⅱ.原子爆弾が樹木に及ぼす影響 東大教授 猪熊泰三 264 Ⅲ.原子爆弾の森林に及ぼす影響 東大教授 佐藤敬二 265 Ⅳ.原子爆弾の赤松土壌有機物に対する影響 東大教授 芝本武夫 266 Ⅴ.原子爆弾の菌類に及ぼす影響 東大 岩出亥之助 266 Ⅵ.原子爆弾が樹木の物理的性質に及ぼす影響 東大教授 三好東一 269 Ⅶ.原子爆弾が樹木の物理的性質に及ぼす影響（原子爆弾被害木強度試験）273 京大教授 梶田茂 Ⅷ.原子爆弾被害木の解剖学的調査 林学研究班班長 日大農学部長 三浦伊八郎 277 Ⅸ.原子爆弾が樹木の化学的性質に及ぼす影響 東大教授 右田仲彦 278 Ⅹ.原子陽弾が赤松の樹脂分泌部に及ぼした影響 東大 川村実平 279 6．水産研究班報告 九大、農、水産 内田惠太郎 281 医学編 1 原子爆弾による広島戦災医学的調査報告 陸軍軍医学校・臨時東京第1陸軍病院 285 2 広島市における原子爆弾に関する調査（一般的調査）413 呉鎮守府 調査者 呉廠火工部砲熕実験部 報告作製者 海軍大佐 三井再男 海軍少佐 神津幸直 海軍技大尉 西田亀久夫 3 広島市における原子爆弾に関する調査（医学的方面）呉鎮守府 423 4 原子爆弾の生物学的作用に関する研究（第2回報告）呉鎮守府衛生部 436 5 原子爆弾の生物学的作用に関する研究（第3回報告）呉鎮守府衛生部 453 6 広島市における原子爆弾に関する調査報告（第4回報告）461 呉海軍病院長 福井信立 前戸塚海軍衛生学校長 金井泉 呉海軍病院部員 窪田正次 海軍軍医学校教官 長門莫 呉海軍病院附 加藤繁蔵 前海軍医学校附 菅原東助 呉海軍病院附 富田ニ等衛生兵曹外3名 鎌田日赤救護看護婦外4名 7 広島市における原子爆弾放射線病のコンクリートによる防禦 467 理研、所員 村地孝一 東大、医、放射線科 村井竹雄 8 原子爆弾調査概要 475 東大、医、坂口内科、講師 北本治 東大、医、大槻外科、助手 石川浩一 9 爆心より200m弱の1建築物における原子爆弾による人的被害について 475 北本治 石川浩一 10 広島安田高女職員生徒の原子爆弾による被害について 北本沿 石川浩一 477 11 長崎市内国民学校職員児童の原子爆弾による被害状況 北本治 石川浩一 479 12 長崎市内中等学校生徒の死傷者 北本浩 石川浩一 481 13 長崎市内鉄道職員の被害状況 北本浩 石川浩一 482 14 原子爆弾災害調査（1）長崎市刑務所丘陵附近横穴防空壕内における災害調査 483 東大、医 ト部美代志 大橋茂 上田英雄 袴田三郎 二階堂惣四郎 15 原子爆弾災害調査（2）長崎市城山国民学校建築物内における災害調査 486 東大、医 ト部美代志 大橋茂 上田英雄 袴田三郎 二階堂惣四郎 16 原子爆弾災害調査（3）長崎市鎮西学院建築物内における災害調査 497 東大、医 ト部美代志 大橋茂 上田英雄 袴田三郎 二階堂惣四郎 17 原子爆弾災害調査（4）長崎市淵国民学校建築物内における災害調査 504 東大、医 ト部美代志 大橋茂 上田英雄 袴田三郎 二階堂惣四郎 l8 原子爆弾人的被害の推計学的研究 増山元三郎 510 19 原子爆弾被害者死因問題補遺 東大、医、耳鼻咽喉科 柏戸貞一 518 20 原子爆弾災害調査報告（広島）－第1次、第2次調査 522 東京帝国大学医学部診療班（梶谷鐶 羽田野茂 編） 21 原子爆弾災害調査報告－第3次調査－ 601 東大、医、都築外科 羽田野茂 綿貫喆 22 原子爆弾災害調査報告－第4次調査－ 621 （主とし原子爆弾熱傷のケロイド発生状況について） 東大、医、都築外科 羽田野茂 綿貫喆 23 長崎市における原子爆弾傷症状分布 632 東大、医 ト部美代志 大橋茂 上田英雄 袴田三郎 二階堂惣四郎 24 原子爆弾被害の医学的調査研究（第1報）634 東大、医、佐々内科 中尾喜久 矢野保夫 小宮正文 25 広島市における原子爆弾症の血液学的調査研究 東大、医、佐々内科 中尾喜久 645 26 原子爆弾放射線病の血液学的調査研究 649 東大、医、佐々内科 中尾喜久 小林郷次郎 加藤周一 矢野保夫 小宮正文 27 広島における原子爆弾症患者の被爆第3, 4ヵ月目末梢血液像の推計学的観察 663 東大、医、佐々内科 中尾喜久 東大、医、皮膚泌尿器科 大越正秋 東大、医、佐々内科 筧弘毅 東大、医、柿沼内科 塚田徹 東大、医、佐々内科 加藤周一 東大、医、小児科 河村基 28 長崎市原子爆弾症 第3, 4月における「エオジン」嗜好白血球増多および消失について 677 東大、医、佐々内科 上田英雄 東大、医、坂口内科物療学 二階堂惣四郎 29 広島市における原子爆弾被爆者の脱毛に関する統計 東大、医、放射線科 筧弘毅 668 30 放射線症患者の熱、倦怠感偶発および継発症集計（広島市における調査）672 東大、医、坂口内科 北本沿 粥川専斉 熊取敏之 尾山彰 31 広島における原子爆弾症患者の熱について 674 東大、医、坂口沖中内科 久保郁哉 北本治 32 広島原子爆弾災害者における栄養障碍調査 東大、医、坂口沖中内科 久保郁哉 682 33 原子爆弾傷者における悪液質状態について 684 東大、医、都築外科 ト部美代志 毛受松寿 34 原子爆弾傷者における悪液質状態知見補遺 697 東大、医、都築外科 ト部美代志 毛受松寿 35 原子爆弾受傷患者の血中塩素量について 東大、医、佐々内科 日野貞雄 699 36 広島における原子爆弾症患者の皮膚毛細血管抵抗について 702 東大、医、坂口内科 粥川専斉 熊取敏之 椿忠雄 尾山彰 37 原子爆弾症における肝臓ならびに毛細血管機能障碍について 704 東大、医、佐々内科 小林太刀夫 浜島白 矢野保夫 斎藤幹 38 原子爆弾傷患者の肝臓機能について 707 東大、医、附属医院分院外科、助教授 福田保 助手 渡辺敦雄 39 胸部結核症に及ぼした原子爆弾の影響について 713 東大、医、板口内科 北本治 粥川専斉 熊取敏之 椿忠雄 40 原子爆弾熱射による瘢痕組織の臨床的および病理組織学研究 716 東大、医、都築外科 梶谷鐶 石橋幸雄 41 原子爆弾患者冶療経験 東大、医、大槻外科 桑原悟 720 42 広島における原子爆弾傷者の精液所見 720 東大、医、泌尿器科 大越正秋、東大、医、大槻外科 朝倉斌 東大、医、産婦人科 可世木辰夫 43 原子爆弾傷者精液の被爆後9ヵ月所見について（広島市）724 東大、医、大槻外科 石川浩一 44 原子爆弾による精液の変化 東大、医、大槻外科 石川浩一 朝倉斌 727 45 原子爆弾の女性性機能におよぼしたる影響（第1報）735 東大、医、産婦人科 三谷靖 伊藤光雄 野津貞夫 幾石徹夫 岩井道 岩館昌秋 渡辺英二 46 広島市で原子爆弾が女性性機能に及ぼした影響（第2報）738 東大、医、産婦人科 三谷靖 伊藤光雄 野津貞夫 幾石徹夫 岩井道 岩館昌秋 渡辺英二 47 耳鼻咽喉科学領域における原子爆弾被害について 東大、医、耳鼻咽喉科 柏戸貞一 746 48 原子爆弾による内耳病変に関する研究 749 横浜医専附属十全医院、耳鼻咽喉科 柏戸貞一 49 49 広島における原子爆弾による眼障害の臨床的検査報告 753 東大、医、眼科 福岡恒正 仁田正 50 原子爆弾屍脳髄所見 757 東大、医、精神医学 岡田敬蔵 島薗安雄 東大、医、脳研究室 袴田三郎 51 原子爆弾傷脳変質のその後の所見 東大、医、神経科 白木博次 759 52 広島における原子爆弾災害者の口腔調査について 東大、医、歯科口腔外科 秋山太一郎 761 53 原子爆弾症に関する2、3の研究 764 東大、医、放射線科 足立忠 筧弘毅 村井竹雄 |
| 備考 | 第二分冊と箱入り 理工学編29 の著者「小島文児」は「小島丈児（丈兒）」の誤植と推定される 復刻版：『原子爆弾災害調査報告 十五年戦争重要文献シリーズ, 補集1（第2、3分冊）』（T0916.2N019、T0916.2N020） |