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図書

識別コード T0319.1K011
書名 日朝関係の克服
巻数
版数・刷数
叢書名
著者 姜尚中
出版者 集英社
出版地 東京
出版国 日本(JP)
出版年 2003/05/21
言語区分 日本語 jpn
頁数 238
大きさ (cm) 18
ISBN 4-08-720193-7
目次 はじめに3
序章なぜ国交正常化交渉が必要なのか11
▼迫りくる本質的な危機1日朝国交正常化交渉途絶がもたらす危険なシナリオ
▼北朝鮮は、アメリカとの関係正常化を切望している
▼もはや日朝二国間だけの問題ではない-岐路に立つ北東アジア全域の平和秩序
▼北朝鮮側から見た風景-前線の要塞基地のような日本列島
▼冷戦以後の北東アジア全域の安全保障体制を、当事国がつくるために
▼「いまそこにある危機」を「克服」するプロセスとは
第一章敗戦と解放の逆説一九四五~四八年29
一敗戦と解放の明暗なぜ朝鮮は南北に分断されたのか30
▼北朝鮮を深く理解するために
▼南北分断を決めた、「敗戦」のタイミング
▼南北分断の決定的なきっかけーアメリカの介入
▼二つの占領ーアメリカとソ連の対照的な支配
▼モスクワ協定-実施規定の解釈をめぐる、米ソの対立
▼米ソ共同委員会の決裂-解放から分断へ
▼一九四八年、朝鮮問題の国連への付託と、二つの国家の樹立
▼明暗を分けた日本と北朝鮮
二解放を抱きしめて43
▼挫折した、統一政府への努力
▼挫折した、一九四六年の左右合作運動
▼北朝鮮で高まる、ソウルからの独立の気運
▼一九四八年、それぞれの建国-大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国
三朝鮮戦争とその影52
▼一九五〇年、朝鮮戦争勃発
▼朝鮮戦争がもたらしたもの一北東アジア地域の運命に対する無関心
第二章日韓関係と日朝関係一九五〇年代~六〇年代57
一アメリカの冷戦戦略と日韓会談58
▼冷戦初期の北東アジアーアメリカを媒介にした新たな国家間関係
▼なぜ日韓条約の締結に、十数年におよぶ歳月を必要としたのか
▼一九五一年、サンフランシスコ講和会議から除外された韓国ーアメリカによる日本重視
▼一九六五年、アメリカの冷戦戦略と日韓の国家的な思惑で「妥結」した、日韓条約
▼日韓条約における、四つの問題点
二日朝を結ぶ在日韓国・朝鮮人の「帰還」70
▼蜘蛛の糸のようにつながっていた日朝関係-在日韓国・朝鮮人の北朝鮮への集団的な帰還運動
▼北に渡った、九万余人におよぶ在日韓国・朝鮮人とおよそ二〇〇〇人の「日本人妻」
▼誰もが「帰還運動」を推進していた1厄介払いを正当化する「人道主義」
▼在日韓国・朝鮮人たちが「帰還運動」に熱狂した理由一疼くような「祖国」願望
▼北朝鮮が「帰還運動」を受け入れた理由一労働力不足、日朝関係確立への布石
第三章激変する 鮮半島と日朝関係一九七〇年代~九〇年代前半81
一敵対的共存と、強権化する南北朝鮮82
▼疾風怒濤の時代1一九七〇年代~九〇年代前半
▼北朝鮮経済の破綻と、韓国経済の急成長
▼北東アジアにおける急激な緊張緩和一一九七〇年代初頭
▼七・四南北共同声明と、維新体制の発足ーアメリカの冷戦戦略の見直しを睨んで
▼維新体制の挫折
▼一九七〇年代、韓国の核開発への動き一現在の北朝鮮問題の教訓
二激変する南北の体制92
▼一九八○年代、歴然と広がる南北の政治的・経済的格差
▼朴正煕に代わって登場した新軍部-全斗換独裁体制の登場
▼一九八○年代、韓国の民主化闘争の軌跡
▼一九八○年代の南北関係
▼ベルリンの壁崩壊以後-北朝鮮の国際的な孤立化
▼一九九〇年代前半-脱冷戦の動きに対応する北朝鮮の模索
▼日朝交渉と核問題-不発に終わった一九九〇年の三党共同声明
▼日朝交渉における、アメリカの日本側への要請-核査察問題の浮上
▼一九九〇年代以前の北朝鮮は、朝鮮半島を非核・平和地帯にすることを望んでいた
▼{九九〇年代以降、核査察問題をめぐる米朝両国のギリギリの模索
第四章日朝関係の「克服」に向けて一九九四年の危機以降B
1
一「いまそこにある危機」とは何か14
1
▼日朝間に横たわる、三つの問題
▼北朝鮮の誤算
▼一九九四年の危機の再現
▼「いまそこにある危機」の検証
二単独主義と選択的協調主義123
▼二〇〇二年九月のブッシュ・ドクトリンー「何でもあり」の帝国的な新戦略
▼アメリカによる北朝鮮への飴と鞭ーイラク攻撃に専念するための北朝鮮封じ込め
▼膨らみつつある「朝鮮有事」の危機
▼アメリカの単独主義と選択的協調主義が形成する北朝鮮包囲網の、意外なもろさ
三破綻する経済と「先軍政治」のゆくえ131
▼不可解でグロテスクな国家、北朝鮮
▼国家としての体制の存続を守るため、なりふり構ってはいられない
▼ソビエト連邦の崩壊と、一九九〇年代の北朝鮮における未曾有の経済危機
▼ブッシュ大統領登場直前の朝鮮半島情勢1平和的な共存と交流の流れ
▼「正規軍国家」北朝鮮-社会における全般的な軍事的動員が、極限化した体制
▼取るき選択肢は、北朝鮮への積極的な関与政策しかない
四韓国の「新しい風」と脱冷戦145
▼急ピッチで進む、「南北関係の克服」-金大中が掲げた「太陽政策」の成果
▼北東アジア地域の抵抗勢力の存在
▼金大中政権が残した、三つの大きな課題
▼韓国における、民主的な「革命」-盧武鉱政権誕生
▼米韓関係の変化
五日朝国交交渉と「克服」の連鎖155
▼拉致問題に対する国民的な憤り-それでも北朝鮮を「犯罪集団」扱いしてはならない
▼拉致問題の「解決」とは、いったいどんな状態を指すのだろうか
▼メディアが閉ざす、拉致問題解決の糸口
▼日本とは比べものにならないほどの傷を負った韓国が、なぜ対話の道を選んだのか
▼昨日と同じであるために、われわれは変わらなければならない
▼拉致問題解決のシナリオ
▼北朝鮮がほんとうに求めているもの
▼日朝平壌宣言第四項の意味-北東アジア全域における、真の意味での戦後の終わり
終章日朝関係の「克服」と「北東アジア共同の家」171
▼危機の瀬戸際で1北東アジア地域にプレゼンスを確保したいアメリカの思惑
▼「北東アジア共同の家」構想
▼日朝関係の「克服」-二〇〇二年の日朝平壌宣言における、三つのポイント
▼日朝平壌宣言、第一のポイソト-「あるがままの北朝鮮」を交渉相手にすること
▼日朝平壌宣言、第二のポイソトー朝鮮半島における多国間主義的な交渉の可能性
▼日朝平壌宣言、第三のポイソトi多国間的な北東アジア安全保障体制の構築
▼南北の力関係の不均衡-通常兵力では、すでに北朝鮮は韓国の敵ではない
▼金大中政権期の「包容政策」と、クリントン政権末期の「ペリー・レポート」の路線
▼国交正常化と「経済協力」は、セットではない
▼朝鮮半島と北東アジア地域における、安全保障の包括的な枠組み
▼「北東アジア共同の家」に通じる道ーナショナリズムの妖怪を乗り越えて
二一世紀のゲルニカーiあとがきにかえて191
〈日朝関係を知る手がかりとして〉資料篇199
日朝関係年表
日朝関係諸宣言文
人物・用語解説
日朝関係を考えるための基本書・一〇冊
備考

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