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トップページ被爆資料硬貨の溶融塊

被爆資料

識別コード 8103-0021
資料名 硬貨の溶融塊
資料名(英語) Fused coins
寄贈者(カナ) 太田 得一(オオタ トクイチ)
寄贈者(英語) Tokuichi Ota
受入年月日 1978/09/12
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 50×23×28
寸法(その他) 28φ×3
被爆地(旧町名) 中広町
被爆地(現町名) 中広町
爆心地からの距離(m) 1500
数量 2
内容 寄贈者太田得一さん(当時31歳)の自宅は、原子爆弾による爆風で倒壊した。二階で寝ていた得一さん、得一さんを起こしに上がってきた長女(当時4歳)と二女(当時2歳)、台所にいた妻と妻の母の五人全員が家屋の下敷きとなった。なんとか這い出した妻は、幼い二人の子どもを泣き声を頼りに必死で掘り出したが、母親を助けることはできず、妻の母はそのまま焼死した。家族とはぐれた得一さんは全身に傷を負いながらも自力で這い出し、その後家族4人は再会した。窓際で被爆した長女は顔にガラス片を浴び、現在も体にガラス片が残っている。これは、被爆から4~5日後、自宅の焼け跡から掘り出したもの。妻の母の遺骨は見つからなかった。
ブロック別 十日市・中広地区
展示説明文 原爆による二次的火災のため、硬貨が溶けて固まっています。
展示説明文(英語)
資料性質 被爆資料

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