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トップページ被爆資料体内から取り出されたガラス片

被爆資料

識別コード 7205-0016
資料名 体内から取り出されたガラス片
資料名(英語) Surgically removed glass fragment
寄贈者(カナ) 吉田 瀞(ヨシダ キヨシ)
寄贈者(英語) Kiyoshi Yoshida
受入年月日 1992/10/14
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 4×7
寸法(その他)
被爆地(旧町名) 上流川町
被爆地(現町名) 上幟町
爆心地からの距離(m) 1200
数量 1
内容 吉田瀞さん(当時33歳)は、広島女学院高等女学校内に疎開していた広島鉄道局審査部事務室で、窓を背にして机に座っていた時、被爆した。頭部は角材で骨折し、窓ガラスの破片が体中に突き刺さった。吉田さんは通りかかった同僚に救出されたが、校舎の下敷きになった多くの生徒たちが炎にのみこまれた。戸坂まで逃げ、一夜を明かした。そこで黒い水の流れる小川の水を飲んだ。数日後、寝込んだ吉田さんは、すべての髪の毛が抜け、生死の境をさまよった。その後、何とか回復し、体に突き刺さっていたたくさんのガラス片を取り除いてもらった。
ブロック別 銀山・幟地区
展示説明文 吉田瀞さん(当時33歳)は、広島女学院高等女学校内に疎開していた広島鉄道局審査部の事務室で、窓を背にして机に座っていた時に被爆しました。吉田さんは同僚に救出されましたが、数日後には、髪の毛が全て抜け、生死の境をさまよいました。吉田さんは回復した後、爆風によって体に突き刺さっていた無数の窓ガラスの破片を取り出してもらいました。
展示説明文(英語) Kiyoshi Yoshida (then, 33) was exposed sitting at his desk, his back to the window in the Hiroshima Railway Bureau Investigation Division, which had been evacuated to Hiroshima Jogakuin Girls High School. One of his coworkers helped him escape, but several days later, he lost all his hair and hovered on the brink between life and death. After he recovered, Yoshida underwent surgery to remove countless glass fragments embedded in his body by the blast.
資料性質 被爆資料

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