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トップページ被爆資料体内から取り出されたガラス片

被爆資料

識別コード 7205-0003
資料名 体内から取り出されたガラス片
資料名(英語) Glass fragment removed surgically
寄贈者(カナ) 田中 アツ子(タナカ アツコ)
寄贈者(英語) Atsuko Tanaka
受入年月日 1965/08/04
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 35×2×8
寸法(その他)
被爆地(旧町名) 中広町
被爆地(現町名) 中広町
爆心地からの距離(m) 1500
数量 1
内容 田中アツ子さん(当時20歳)は、勤務先である中広町の重富鉄工の事務所内で被爆、爆風により倒壊した建物の下敷きとなった。腰まで埋まり、体には飛散したガラス片が突き刺さっていたが、必死で脱出した。広瀬町で被爆した母親の下前ナツヨさんと偶然出会うことができたが、ナツヨさんの全身は焼けただれ、重傷であった。アツ子さん自らも大怪我を負っていたが、ナツヨさんを背負い、避難した。医師に診せることもできないまま、ナツヨさんは9日にアツ子さんの腕の中で亡くなった。アツ子さん自身も後遺症に苦しみ、体にはまだガラス片が残っている。このガラス片は、1965(昭和40)年6月5日に手術によって摘出されたもの。
ブロック別 十日市・中広地区
展示説明文
展示説明文(英語)
資料性質 被爆資料

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