| 識別コード | 7203-0003 |
|---|---|
| 資料名 | 遺髪 |
| 資料名（英語） | |
| 寄贈者（カナ） | 日室 雅恵（ヒムロ マサエ） |
| 寄贈者（英語） | Masae Himuro |
| 受入年月日 | 2003/07/16 |
| 寸法（幅×高さ×奥行）（mm） | 100×120 |
| 寸法（その他） | |
| 被爆地（旧町名） | 小網町 |
| 被爆地（現町名） | 小網町 |
| 爆心地からの距離（m） | 900 |
| 数量 | 1 |
| 内容 | 安芸高等女学校1年生の青谷照子さん(当時13歳)は、動員学徒先の建物疎開作業現場で被爆した。全身に大火傷を負ったが、川に飛び込み、なんとか自宅近くまで帰り着いた。つぶれた自宅から避難していた家族が照子さんを発見、母ヲムラさん(当時45歳)が重傷の照子さんを背負って郊外の親戚宅まで運んだ。しかしヲムラさんの懸命な看護もむなしく、7日早朝息を引き取った。ヲムラさんが娘の形見にと切り取ったこの遺髪は一部が焦げている。 |
| ブロック別 | 十日市・中広地区 |
| 展示説明文 | 焦げ跡のある遺髪 土橋付近 小網町 爆心地から900ｍ 寄贈／日室雅恵氏 安芸高等女学校1年生の青谷照子さん(当時13歳)は、建物疎開作業現場で被爆、全身に大やけどを負いました。母親のヲムラさんは、自宅近くまで帰り着いた照子さんを背負い、郊外の親戚の家まで避難しました。しかし、懸命な看護もむなしく、7日朝、照子さんは亡くなりました。ヲムラさんが娘の形見にと切り取ったこの遺髪は、一部が焦げています。 |
| 展示説明文（英語） | Singed hair Near Dohashi, Koami-cho, 900 m from the hypocenter Donated by Masae Himuro Teruko Aotani (then, 13) was a first-year student at Aki Girls' High School when she was exposed at her building demolition worksite and burned over most of her body. Teruko managed to return near her home, where her mother, Omura, found her. Omura carried Teruko on her back to their relatives' home in the outskirts of town. Despite desperate care, Teruko passed away on the morning of the 7th. Omura cut off some of her daughter's singed hair as a remembrance. |
| 資料性質 | 被爆資料 |