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トップページ被爆資料ベルト

被爆資料

識別コード 3108-0020
資料名 ベルト
資料名(英語) Belt
寄贈者(カナ) 津田 蔵吉(ツダ クラキチ)
寄贈者(英語) Kurakichi Tsuda
受入年月日
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 400×10×20
寸法(その他)
被爆地(旧町名) 小網町
被爆地(現町名) 小網町
爆心地からの距離(m) 900
数量 1
内容 市立中学校1年生の津田栄一さん(当時13歳)は、学徒動員先である小網町の建物疎開作業現場で被爆した。出汐町の軍需工場で被爆、血まみれで帰宅した父親の蔵吉さん(当時40歳)は、一人息子の栄一さんが、帰宅していないことを知るや、自らの怪我もかえりみず捜索に飛び出した。しかし、市内は火の海で、入ることもできず、翌日昼前に、天満橋近くで、地下足袋が片方脱げ、道路に仰向けで倒れている栄一さんの遺体を発見、自宅に連れ帰った。息子の帰りを必死で待っていた母親のアヤ子さん(当時34歳)は、顔がいぶしたように赤く膨れ、喉と胸に大きな穴があいて肋骨がのぞいた息子の変わり果てた遺体を一目見て気を失った。
ブロック別 十日市・中広地区
展示説明文 市立中学校1年生の津田栄一さん(当時13歳)は、翌7日昼前、遺体が天満橋付近で父親によって発見され無言の帰宅。顔は赤くふくれ、何かの破片があたったのか喉と胸に大きな穴があいて肋骨がのぞいた姿に、母親は一目見て気を失った。
展示説明文(英語) Eiichi Tsuda (then 13) was in his first year at Municipal Junior High School. His father found Eiichi's body before noon the next day (the 7th) near Tenma Bridge, and took it home. At the sight of his reddened, swollen face, the gaping holes in his throat and chest, and his exposed ribs, his mother fainted.
資料性質 被爆資料

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