| 識別コード | 3108-0002 |
|---|---|
| 資料名 | 中学生のベルト |
| 資料名（英語） | Junior high student's belt |
| 寄贈者（カナ） | 坂上 崇（サカノウエ タカシ） |
| 寄贈者（英語） | Takashi Sakanoue |
| 受入年月日 | 1990/06/20 |
| 寸法（幅×高さ×奥行）（mm） | 980×40 |
| 寸法（その他） | |
| 被爆地（旧町名） | 小網町 |
| 被爆地（現町名） | 小網町 |
| 爆心地からの距離（m） | 900 |
| 数量 | 1 |
| 内容 | 市立中学校1年生の坂上彬さん(当時12歳)は、小網町付近での建物疎開作業中に被爆した。自宅で被爆した父親の善作さん(当時60歳)と、兄の崇さん(当時15歳)は、必死で行方を捜し、3日目の8月9日に、崇さんが、大野陸軍病院の渡り廊下に寝かされている彬さんを発見した。左腕はひどい火傷を負い、着ていたシャツの胸の名前部分が焼きぬけていたが、意識ははっきりしていた。母親のカヅさん(当時49歳)が、病院へ駆けつけたが、その夜のうちに容体が急変し、死亡した。このベルトは当日身につけていたもの。 |
| ブロック別 | 十日市・中広地区 |
| 展示説明文 | 市立中学校1年生の坂上彬さん（当時12歳）は、建物疎開作業現場で被爆し、大野陸軍病院に収容されました。消息を求めて方々を捜しまわった兄と8月9日に再会しました。左腕にひどいやけどを負い、着ていたシャツの左胸に書かれた名前の部分は焼き抜かれていたそうです。その夜、容態が急変し、母親にみとられて亡くなりました。 |
| 展示説明文（英語） | Akira Sakanoue (then 12) was a first year student at Municipal Junior High School. Exposed to the A-bomb at his assigned building demolition site, he was taken to Ono Army Hospital. On August 9 he was reunited with his older brother, who was had been wandering everywhere seeking news of him. He was terribly burned on his left arm, and the characters of his name embroidered on the left breast of his shirt were burned out. That night, his condition suddenly worsened, and he died in his mother's arms. |
| 資料性質 | 被爆資料 |