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被爆資料

識別コード 1103-0002
資料名 被爆したラジオ
資料名(英語) A-bombed radio
寄贈者(カナ) 土屋 義信(ツチヤ ヨシノブ)
寄贈者(英語) TSUCHIYA Yoshinobu
受入年月日 1963/08/13
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 415×245×220
寸法(その他)
被爆地(旧町名) 山手町
被爆地(現町名) 山手町
爆心地からの距離(m) 2100
数量 1
内容 寄贈者の土屋義信さんは猫屋町の光道学校内で被爆した。多くの同僚が亡くなったが、奇跡的に軽い怪我を負っただけで、救護や消火活動にあたった。妻の静枝さんは山手町の自宅2階で拭き掃除をしようと下を向いた時に被爆したため、幸い大きな怪我は負わなかった。家は壊れ、隣家からは出火しており、傾いた家から脱出するため静枝さんは身重な体ながら、2階から飛び下りた。このラジオは結婚祝いに静枝さんの父からもらったもので、二階の棚の上に置いていたが、被爆後爆風に飛ばされ宙づりになっていた。土屋さんは、多くの人が亡くなったり、大怪我を負った中で、自分達が助かったのはこのラジオが身代わりとなってくれたのだと思い大事にしていた。
ブロック別 三篠・祇園地区
展示説明文 強烈な爆風と熱線によって、家の2階にあったラジオも破壊されました。
展示説明文(英語) The intense blast and heat rays destroyed this radio located on the second floor of a house.
資料性質 被爆資料

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