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トップページ被爆資料爆弾の破片

被爆資料

識別コード 0199-0017
資料名 爆弾の破片
資料名(英語) Bomb fragments
寄贈者(カナ) 佐藤 多美枝(サトウ タミエ)
寄贈者(英語) Tamie SATO
受入年月日 2011/06/06
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 13×22×5
寸法(その他)
被爆地(旧町名)
被爆地(現町名)
爆心地からの距離(m)
数量
内容 1945(昭和20)年4月30日に県立広島第一中学校のグラウンドに落とされた爆弾の破片。
当時、大手町国民学校6年生だった佐藤(旧姓・田村)多美枝さんは、4人家族で雑魚場町に住んでいた。4月30日の朝、7時台に警戒警報があり、ラジオで「敵機は浜田を南進中」と聞いた時にはすでに飛行機の爆音がしていた。外に出ると飛行機雲をひいたB29が見え、その後家に戻り座ったとたんドーンと聞こえ、同時に爆風を感じた。多美枝さんの家族は全員無事だったが、家のガラスは全て割れ、勝手口の板戸が裂けた。広島市に初めて爆弾が落ちたということで、街はお祭り騒ぎのようになり、見物人がぞろぞろやってきた。記録ではこの日、広島市には10発の爆弾が落とされている。県立広島第一中学校には、校舎とグラウンドにひとつずつ爆弾が落とされ、大きいものは憲兵が持ち帰ったが、グラウンド周りに飛び散っていた小さな破片は多美枝さんが発見し、その後も大切に持っていた。
ブロック別
展示説明文
展示説明文(英語)
資料性質 戦中資料

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